「考える力」を育てるLITschoolとは?―具体的な学び方と、私たちの考え―2025.12.23

「考える力」を育てるLITschoolとは?

―具体的な学び方と、私たちの考え―

 

 

 

前回の記事で、「気をつけてね」だけでは守れない時代に、子どもには情報リテラシーが必要だというお話をしました。

ありがたいことに、「とても共感しました」という声をいただく一方で、こんなご質問も届きました。

「大切なのは分かったけれど、具体的にはどんなことをする講座なんですか?」今日は、その疑問にきちんとお答えしたいと思います。

 

 

LITschoolが大切にしていること

 

まず最初にお伝えしたいのは、私たちが育てたいのは“知識”ではない、ということです。

 

情報リテラシーと聞くと、

・ネットの危険事例を知る
・SNSのルールを学ぶ
・トラブルへの対処法を覚える

といった内容を思い浮かべる方も多いと思います。

 

もちろん、それらは大切なことです。

ですが、時代の変化はあまりにも早いので

今、安全と言われているサービスが数年後も同じ形であるとは限りません。

 

新しいアプリやAIの仕組みは、これからも次々に生まれます。

そのたびに「これも危ない」「あれも気をつけて」と伝え続けることには限界があります。

 

だからこそ必要なのは、「情報を覚える力」ではなく、

・それは本当に正しいのか?
・誰がその情報を出しているのか?
・自分はどう考えるのか?

立ち止まれる力です。

 

LITschoolは、正解を教える場所ではありません。問いを持つ練習をする場所です。

 

 

具体的に、どんな学び方をしているのか

 

では、実際の授業では何をするのか?

テーマの一例を挙げると、

 

・バズっている動画は、なぜ広がるのか
・炎上はなぜ起きるのか
・検索結果は本当に中立なのか
・AIはどこまで信じてよいのか

 

など、子どもたちの生活に近い題材を扱います。

 

ここで大切にしているのは、すぐに答えを出さないことです。

まずは自分で考える。ノートに書き出す。他の子の意見を聞く。

「あ、そういう見方もあるんだ」と自分とは違う意見に触れる

このプロセスを丁寧に繰り返します。

 

発言が得意でなくても大丈夫です。

チャットでの参加や、少人数での共有など、安心して考えられる設計にしています。

 

ここでは、間違えることは問題ではありません。

むしろ「考えないこと」のほうがもったいない

自分の頭で考えた経験そのものが、力になっていきます。

 

 

他の講座との違い

 

一般的な情報リテラシーやネットリテラシー、ITシテラシーの講座では

「危険を知る」ことが中心です。

また、学校教育では、「守るべきルール」を学ぶことが中心になりがちです。

 

LITschoolが扱うのは、その“もう一段奥”です。

 

なぜそのルールがあるのか?なぜ人は極端な意見に引き寄せられるのか?

なぜ感情が強く動くと、判断が揺らぐのか?ゲームはどうしてやめられないのか?

 

表面的な正解ではなく、その背景まで考えてみる。

すると、子どもは「言われたから守る」ではなく、「納得して選ぶ」ことができるようになっていきます。

 

これはテストの点数にすぐ表れる力ではないかもしれません。

けれど、長い目で見たとき、確実に考える力の土台になります。

 

 

なぜオンラインなのか

 

LITschoolはオンラインで実施しています。

「対面のほうがいいのでは?」

そう感じる方もいらっしゃるかもしれません。

けれど私たちは、オンラインであることにも大きな意味があると考えています。

 

一つは、子どもたちが実際に使っている環境そのもので学べるということです。

画面越しに話す。チャットでやりとりをする。

表情や空気が完全には伝わらない中で言葉を選ぶ。

それ自体が、これからの時代に必要なコミュニケーションの練習になります。

 

そしてもう一つは、地域を越えて出会えるということです。

育ってきた環境が違えば、当たり前も違います。

同じテーマでも、出てくる意見は驚くほど多様です。

 

「そんな考え方もあるんだ!」その小さな気づきが、視野を広げます。

オンラインで出会う様々な意見は、子どもにとって安全に世界を広げる機会になります。

 

自分と違う意見を否定するのではなく、「なぜそう思うのだろう」と考える。

物事を一方向ではなく、いくつもの角度から見る。

その積み重ねが、情報に振り回されにくい土台になります。

 

オンラインは妥協ではなく、視野を広げ、考える力を育てるためのプログラム設計の一部です。

安心できる環境の中で、少しだけ世界を広げる。それが、LITschoolがオンラインを選んでいる理由です。

 

 

なぜ継続型なのか

 

情報リテラシーは、一度の講座で身につくものではありません。

「考える」という行為は、習慣です。最初は戸惑うかもしれません。

沈黙が怖くなったり、早く正解を教えてほしくなることもあると思います。

でも、回を重ねるごとに変化が見えてきます。

 

「それって本当かな?」と自然に言えるようになる。

「私はこう思う」と自分の意見を持てるようになる。

 

この変化は、単発の講座では起きません。だからLITschoolは継続型です。

 

毎回少しずつ問いに向き合い、考える負荷をかけ、自分の考えが揺れる経験を重ねる。

気づけば、情報に流されにくい土台ができている。

それが、この講座の目指す姿です。

 

 

この講座は、どんな場所なのか

 

LITschoolは、知識を詰め込む場所ではありません。

禁止する場所でもありません。怖がらせる場所でもありません。

 

危険だと思われるものを禁止して子どもを守るのではなく、

子どもが「考える練習」をする場所であり、「自分で選べる力」を育てる場所です。

 

LITschoolが提供するのは、情報を読取ったり、情報を発信したり、

モラルについて考えることを通して “問い続ける力を育てる講座”です。

 

もし少しでも気になると感じていただけたなら、体験講座で、その空気を実際に感じてみてください。

 

 


 

まずは体験講座で「考える学び」を体験してみませんか?

 

LITschoolでは、実際の授業の雰囲気を体験できる親子向け体験講座を開催しています。

 

・どんなテーマで学ぶのか

・子どもがどんなふうに考えるのか

・オンライン授業の雰囲気

 

を実際に体験していただけます。

 

▶体験講座の詳細はこちら

体験講座について ーまずは、考える時間を体験してみてくださいー

 

 


 

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