名古屋経済大学付属市邨中学校で出張授業を行いました
先日、名古屋経済大学市邨中学校で出張授業を行いました。今回の授業では、生徒たちにメディア・リテラシーや情報リテラシー、情報モラル、個人情報とは何かなど、SNSなどのメディアを利用する際に必要な知識を身に付けることを目的としました。授業の内容や生徒・先生方の感想、そして出張授業の特徴について詳しくご紹介します。
出張授業の内容
今回の出張授業では、SNSの利用に伴うリスクや個人情報の保護について学びました。特に、写真や動画をSNSに投稿する際の注意点や、どのようにして個人情報が特定される可能性があるかについて具体的な例を交えて説明しました。また、メディアの構成や表現方法が情報の受け取り方にどのように影響するかについても触れました。
生徒・先生の感想
授業を受けた生徒たちからは、多くの驚きと学びの声が寄せられました。
中学1年生の感想
「写真や動画をSNSに投稿しただけで、個人情報が特定されやすくなることに驚きました。また、SNSで個人情報が流出するきっかけがどこにあるかが分かりました。」
中学3年生の感想
「人の見方によって物の感じ方も変わるという事を知ることができました。この情報はどんなことを伝えたいのかが大切なので、周りの意見も参考にしようと思いました。」
これらの感想からも分かるように、生徒たちはSNSの利用に関する新たな視点を得ることができました。
先生の感想
「メディアの構成・表現方法などによって、『材料』は同じでも、受け取り方が異なることや、知らないうちにCMなどの影響を受けていることもわかり、自分自身も勉強になりました。」
先生方もまた、メディアリテラシーの重要性を再認識し、生徒たちと共に学ぶ姿勢を持っていただけたようです。
出張授業の特徴
出張授業では、各学校のニーズに合わせたオーダーメイドカリキュラムを提供しています。
これまで、多くの先生方から
- SNSを使ったいじめに繋がらないように注意喚起も含めて生徒に情報リテラシーを身に付けさせたい
- 動画教材を見て、感想を書くだけの授業になっており、生徒の主体性が育っていないと感じている。
というお声をいただいています。
今回の名古屋経済大学市邨中学校でも、現状のお悩みを伺い、生徒たちの主体性や自主性を育てるための授業を一から作成しました。その学校オリジナルカリキュラムでは、身近なことやモノを題材として取り上げることで、生徒たちの対話を増やし、「自分ごと」として考える力を養うことを目指しています。
まとめ
今回の出張授業が、名古屋経済大学市邨中学校の生徒さんたちにとって、SNSの利用に関するリスクやメディア・リテラシー、情報リテラシー、情報モラルについて学ぶことで、情報の信頼性を確かめたり、メディアを上手に使う力を身につける一助になれば幸いです。
今後も、各学校のニーズに合わせたオーダーメイドカリキュラムを提供し、生徒たちの成長をサポートしていきたいと思います。興味をお持ちの方は、ぜひお問い合わせください。
問合せはこちら: https://mil.education-labo.net/contact/