親子で学ぶデジタル・シティズンシップ ~ICT社会を生き抜く力を育む~2024.10.31

大治町青少年健全育成協議会からのご依頼で「ICT社会を生き抜くための資質能力を育むために ~デジタル・シチズンシップを親子で学ぼう~」というテーマで講演会を行わせていただきました。

 

今回の講演依頼は、2年前に出張授業を行った大治小学校の先生方の推薦がきっかけで実現しました。この講演では、大治小学校の先生と打合せを行い、メディア・リテラシーや情報リテラシーを学び、情報を読み取る力や発信する力を養うこと、デジタルシティズンシップについて学ぶことを目的にしました。

 

 

デジタル・シティズンシップとは?
デジタル・シティズンシップとは、インターネットやデジタル技術を利用する上で必要なスキルや知識を指します。情報を正確に読み取り、それを効果的に発信する力は現代社会において欠かせない能力です。特に子どもたちには、デジタル環境での適切な行動や安全な利用法を学ぶことが重要です。

 

講演会の反響

講演会の後、多くの方々から感想をいただきました。

校長先生からは、「支援級の子ども達も最後まで参加でき、積極的に手を挙げて答える姿が印象的でした。彼らの中には集中力が切れて途中で退室したり、興味がないと見向きもしない子もいるのに、90分という長い時間、子どもたちが熱心に参加している様子が嬉しかったです。」との感想をいただきました。

また、来賓の方々からは、「手を挙げていない子どもたちも用紙に自分の考えを書き込んでいる姿を見て、発言をしないから意見がないわけではなく、それぞれに意見や気付きがあること、子どもたちがいろんなことを考えているんだなということが分かった」と感銘を受けたとの声をいただきました。

未来への期待

子どもたちの写真を見るたびに、講演会で話した内容や、その時の子どもたちのイキイキした顔を思い出します。下校時にも授業の話題になっていたという先生方からの報告も嬉しい限りです。子どもたちがデジタル・シティズンシップを身につけ、これからのICT社会を力強く生き抜いていくことを心から願っています。

 

最後に、この講演を通じて得たご縁に心から感謝申し上げます。ご参加いただいた皆様、そしてご協力いただいた大治町青少年健全育成協議会の皆さま、大治小学校の先生方、本当にありがとうございました。